期間工で働いてみたいと思っても、具体的にどのような流れで動けばいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
でも心配はいりません。
入社までの流れをきちんと理解しておけば、不安も解消されるはずです。
期間工で働くのが初めてだと入社までの流れを複雑に感じるかもしれませんが、実際、重要なのは「会社選び」と「面接」くらいです。
それでは、期間工として入社するまでのステップをひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。
目次
期間工への応募から入社までの5ステップ
まずは、期間工に応募してから入社するまでの全体の流れを把握しておきましょう。
派遣会社との面接を挟む、つまり、派遣会社を通じて応募する理由は、採用サポートを受けられるからです。
ですから、期間工に応募するときは「派遣会社経由」で進めましょう。
(入社後の待遇は変わりません)
では、各ステップごとに詳しく見ていきますね。
【STEP1】
応募先(求人)を選ぶ
まずは、どの会社で働きたいのかがハッキリしないと事は進みません。
求人の選び方としては、次の3つの方法があります。
- 給料や待遇で選ぶ
- 求人一覧から条件を絞る
1.給料や待遇で選ぶ
稼ぐために期間工で働くわけですから、やはり「給料」が最も重要な基準になるかと思います。
ただし、同じ期間工の求人でも、その待遇は会社によって全然違い、半年の給料でも数十万円もの差が生じます。
ですから、短期でも長期でも、給料のなるべく高い会社を選ぶことが大切です。
【参考記事】
厳選した、期間工で最も稼げる会社TOP5
2.求人一覧から条件を絞る
とはいえ、給料だけでなく、勤務地や寮環境といった条件も外せない場合もあるでしょう。
そのような方は、大手の期間工一覧から条件を絞って求人を探すことをおすすめします。
なお、求人を探す際は、掲載企業数がもっとも多い『期間工.jp』をご覧ください。
他サイトは掲載数があまり多くないですが、『期間工.jp』なら条件に合う求人が見つかるはずです。
以上どちらかの方法で、まずは応募先を決めましょう。
【STEP2】
WEB応募
応募先の会社が決まったら、次はネットからエントリーを完了させましょう。
たとえば上記で紹介した求人サイトの場合は、各社の募集要項の下に「応募フォーム」があります。
(例/期間工.jp・トヨタの募集ページ)
そこに個人情報を入力すれば、応募は完了です。
なお、ほとんどの求人サイトは派遣会社が運営しているため、webからエントリーした時点で「派遣会社経由の応募」ということになります。
たとえば、上記の『期間工.jp』を利用すれば、派遣会社の『アウトソーシング』を介して企業へ応募することになるわけです。
そうすることで、アウトソーシングから採用サポートが受けられます。
派遣会社のスタッフに仕事選びの相談をする
ちなみに、応募先の会社を自分では中々選べない場合は、上記で紹介た『期間工.jp』に無料登録したうえで、採用のプロに相談しながら求人を選ぶこともできます。
待遇や勤務地、勤務条件など、色々と希望があるかと思うので、相談しながら条件に合う求人を選んでみましょう。
【STEP3】
派遣会社との面接(面談)
ウェブから応募が完了すると、次のステップは「派遣会社との面接」です。
面接と聞くと緊張するかもしれませんが、「面談」くらいの感覚でいれば問題ありません。
派遣会社との面接は、具体的に以下のような内容になります。
【派遣会社との面接の内容】
- 簡単な適性検査
- 仕事内容、待遇の説明
- 履歴書の確認、添削
- 模擬面接による指導
- その他仕事の相談
- 選考会、赴任のスケジュール確認
いちおう面接という扱いになりますが、サポートの場、相談の場だと思っておきましょう。
万が一、この面接で引っかかると、次の選考会(企業との面接)には進めませんが、よほどのこと(重たい持病、暴力団関係者、刺青など)がない限り、派遣会社との面接は余裕でクリアできるはずです。
なお、派遣会社との面接には履歴書が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
【参考記事】
履歴書の書き方マニュアル
【STEP4】
企業との面接(選考会)
派遣会社との面談が終わると、次はいよいよ企業選考会(面接本番)です。
期間工の選考会は、主に以下のような内容になります。
- 会社や仕事内容の説明
- 面接
- 簡単な体力測定
- 簡単な筆記テスト
【参考記事】
選考会の内容・持ち物
とくに重要なのは、対面面接(WEB面接)での受け答えです。
前職の退職理由や志望動機などは自分の言葉でしっかり答えられるよう、準備しておきましょう。
【参考記事】
期間工面接の質問内容リスト
また、面接時の服装も第一印象を決める大きな要素です。
スーツで挑むのが無難ですが、ない場合は清潔感のある私服で参加しましょう。
【参考記事】
面接当日の服装・髪型
ただ、すべて自力で準備する必要はありません。
上記の方法でエントリーすれば派遣会社のスタッフが色々とアドバイスをくれるので、安心して選考会に参加してください。
【STEP5】
入社(赴任)
面接が無事に終われば、あとは合否通知を待つだけです。
どの会社でも郵便またはメール(電話)で、1週間以内には通知が届くでしょう。
入社日は会社によって規定日があります。
タイミングが良ければ面接から1週間で入社するケースもありますが、だいたい2〜3週間くらいは見ておくと良いです。
赴任する場合は、その間に引っ越しの段取りを済ませましょう。
以上が、期間工に応募してから入社するまでの全体の流れになります。
前述したように、重要なのは「会社選び」と「面接」です。
上記の内容を参考に、後悔のない会社を選び、面接対策もしっかり準備しておいてくださいね。
期間工に入社するまでの準備
次に補足として、入社までの準備について簡単に説明しておきます。
内定が決まったら、会社から送られてきた書類やその他の書類を用意しましょう。
【入社書類】
- 誓約書
- 雇用保険被保険者証
- 前勤務先の源泉徴収票
- 身分証明書やそのコピー(運転免許書・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 年金手帳
- 住民票(メーカーによっては必要)
- 印鑑
- 銀行通帳、キャッシュカード
※会社によって入社書類は異なります。
自宅通勤する方は、必要書類を揃えて入社日を待つだけです。
入寮する場合の準備
入寮する場合は、引っ越し手続きに加え、寮生活に必要なモノもこの期間に準備しておいてください。
【参考記事】
寮生活の必要なものリスト
なお、寮に無料Wi-Fiがない場合は、回線工事不要のモバイルWi-Fiをおすすめします。
【参考記事】
寮でモバイルWi-Fiが最強な理由とおすすめのプロバイダ
入寮する方は、住民票の手続きに必要になってくるでしょう。
原則、住むところが変われば、「住民票」も移す必要があります。
しかし例外として、期間工で働くのが短期(1年以内)の場合、生活の拠点(実家、持ち家、賃貸)が他にある場合は、住民票を移さなくても問題ありません。
あるいは、この先どうするか決めていない方は、仕事や寮生活に少し慣れてから住民票を移してもOKです。
【参考記事】
期間工で赴任する際の住民票の異動について
【最後のSTEP?】
入社後すぐにある健康診断
ここまでで、期間工で入社するまでの流れや準備はある程度理解できたかと思います。
しかし、入社してすぐに最後の関門である「健康診断」があります。
実はこれをパスしないと、本当の意味で入社することはできません。
健康診断で引っかかってしまう症状としては、たとえば以下のようなものがあります。
- 血圧、肝臓の数値が異常に高い
- 腰痛持ち
- 心電図の異常
- 色覚異常
- うつ病
【参考記事】
期間工の健康診断で引っかかる基準とは?
これらの症状は作業安全上で問題視される可能性があるので、最終的には不採用になってしまうケースもあります。
ただ、9割以上の人が健康診断をクリアしている現状を考えると、そこまで心配はいらないでしょう。
まとめ
以上が、期間工の応募から入社までのステップです。
全体はもう一度確認しておきましょう。
【STEP1】
応募先を決める
- 給料で選ぶ
- 求人一覧から選ぶ
- プロに相談して選ぶ
このいずれかの方法で応募先を決めます。
ただ、やっぱり給料が最も大きな判断基準になるはずですから、待遇を良く比較したうえで応募先を決めてくださいね。
【STEP2】
WEB応募
- 派遣会社が運営する求人サイトのフォームから応募するのが必須
- メーカー公式の求人サイトから直接応募するのはメリットなし!
【STEP3】
派遣会社との面接
- 面接というより、サポートの場、相談の場として考える
- 面接前に履歴書を用意
【STEP4】
企業との面接(選考会)
- 面接当日の流れ、服装、持ち物を要チェック
- 質問に対する答えも事前に決めておく
【STEP5】
入社・赴任
- 入寮する方は持ち物、必要なモノをチェック
- 寮でのネット環境はモバイルWi-Fiがおすすめ
【最後のSTEP?】
健康診断
- わずか数%だが、健康診断で落とされるケースもある
- 健康診断が心配な方は引っかかりやすい基準を確認しておく
なお、期間工が初めてで準備がどうしても不安な方は、上記で紹介した求人サイト『期間工.jp』から応募しましょう。
そうすれば、運営会社である『アウトソーシング』から採用サポートを受けられるので、安心して面接に挑めると思います。
それでは、あなたの採用が無事に決まるよう応援しています!