「トヨタの期間工って、手取りでどれくらい貰えるの?」
「給料から税金を引かれると、結局いくら貯金できるんだろう?」
トヨタ期間工は非常に待遇が良いので、間違いなくおすすめできる求人の一つです。
ただ、稼げるとはいっても、実際に手取りでいくら貰えるのかが気になりますよね。
そこで今回は、トヨタ期間工の「手取り給料」と「貯金の目安」を就労期間ごとに細かく計算してみました。
トヨタへの応募を検討している方は、ぜひご覧ください。
トヨタ期間工の手取りを就労期間ごとに計算
トヨタ期間工の給料については別の記事で詳しく解説していますが、結局はもろもろの税金が差し引かれた残りが「手取り給料」として振り込まれます。
というわけで、まずは税金などの控除額を把握したうえで、手取りを計算していきたいと思います。
期間工の給料から差し引かれる控除額の目安
控除額(給料から差し引かれる税金)は、基本的にあなたの前年の所得に応じて決まります。
ですから、「トヨタだから税金が高い」ということはありません。
期間工で働いた場合の控除額は、以下が目安となります。
【控除額の目安】
控除項目 | 控除額(目安) |
雇用保険料 | 1,200〜1,700円 |
健康保険料 | 6,500〜8,000円 |
年金保険料 | 18,000〜23,000円 |
所得税 | 5,600〜8,300円 |
食事代 | 8,500〜10,000円 |
控除額合計 | 39,800〜 51,000円 |
平均すると1ヶ月の控除額は約45,000円になるので、この金額が毎月の給料から差し引かれることになります。
では、これを踏まえ、トヨタ期間工の手取りを見ていきましょう。
1ヶ月目(初給料)の手取り
トヨタ期間工1ヶ月目の手取りは、以下のとおりです。
1ヶ月の総支給 | 月収28.1万円 祝い金40万円 食事補助1万円 赴任手当2万円 合計76.1万円 |
1ヶ月の控除額 | 4.5万円 |
1ヶ月の手取り | 76.1万円−4.5万円 =71.6万円 |
トヨタ期間工が入社祝い金が非常に高いので、たった1ヶ月でも手取りが70万円超えです。
3ヶ月の手取り総額
続いて、3ヶ月の手取り総額を計算してみましょう。
3ヶ月の総支給 | 月収28.1万円×3 祝い金40万円 満了金12.2万円 食事補助1万円 赴任手当2万円 合計144.5万円 |
3ヶ月の控除額 | 4.5万円×3 =13.5万円 |
3ヶ月の手取り (合計) |
144.5万円−13.5万円 =131万円 |
入社祝い金に加え、トヨタは3ヶ月後からボーナス(満了金)が出るので、たった3ヶ月でも手取りは130万円以上になります。
ですから、短期でも働く価値は十分にあると思います。
半年(6ヶ月)の手取り総額
さらに、トヨタは6ヶ月以上になると満了金の条件がどんどん良くなるので、当然のことながら、手取りも増えていくことになります。
6ヶ月の総支給 | 月収28.1万円×6 祝い金40万円 満了金39万円 初回更新特別手当10万円 食事補助1万円 赴任手当2万円 合計265.6万円 |
6ヶ月の控除額 | 4.5万円×6 =27万円 |
6ヶ月の手取り (合計) |
265.6万円−27万円 =238.6万円 |
たった半年で、しかも税金を差し引いたあとでも240万円近く稼げるわけですから、トヨタがいかに高待遇かがお分かりいただけるかと思います。
1年目の手取り総額
では、トヨタ期間工で1年働いた場合の手取りはいくらになるでしょうか?
1年目の総支給 | 月収28.1万円×12 祝い金40万円 満了金87.8万円 初回更新特別手当10万円 食事補助1万円 赴任手当2万円 合計483万円 |
1年間の控除額 | 4.5万円×12 =54万円 |
1年目の手取り (合計) |
483万円−54万円 =429万円 |
なんと給料の総額は480万円以上で、手取りで約430万円もある計算になります。
未経験でも働ける一般職なら手取りが300万円を切るのが普通なので、それと比べるとトヨタ期間工の待遇は文句なしです。
2年11ヶ月(35ヶ月)の手取り総額
それでは、期間工の最長契約(35ヶ月)での手取り総額を見てみましょう。
35ヶ月の総支給 | 月収28.1万円×18 月収30.9万円×12 月収31.8万円×5 祝い金40万円 満了金306万円 初回更新特別手当10万円 食事補助1万円 赴任手当2万円 合計1399.6万円 |
35ヶ月の控除額 | 4.5万円×35 =157.5万円 |
35ヶ月の手取り (合計) |
1399.6万円−157.5万円 =1242.1万円 |
トヨタ期間工は、長期で働くほど基本給やボーナスがアップします。
そのため、フル満了すると手取りはなんと1,200万円超え!
期間工が決して楽とは言いませんが、学歴や職歴に関係なくここまで稼げる仕事は他にはないでしょう。
もちろん、その中でもトヨタは郡を抜いています。
トヨタ期間工は貯金がいくら貯まる?
ここまで、トヨタ期間工で働いた場合の「手取り給料」をチェックしてきました。
ただし、「貯金」となると話はまた別です。
なぜなら、毎月の生活費も考慮しなければいけないからです。
というわけで、ここからは、上記の手取りから生活費を引いて「貯金」がいくら作れるかを計算してみたいと思います。
月々の生活費は、以下のようにざっとくりと想定してみました。
【月々の生活費】
スマホ料金 | 8千円 |
食事代(食堂以外) | 2万円 |
娯楽 | 3万円 |
1ヶ月の生活費 | 約5.8円/月 |
※入寮した場合の生活費
お金を過度に節約することもなく、派手に使うこともなければ、生活費はだいたいこれくらいになるのではないでしょうか?
では、この前提条件で貯金額を計算してみましょう。
3ヶ月の貯金額
トヨタ期間工3ヶ月で作れる貯金額は、以下のとおりです。
手取り | 131万円 |
生活費 | 5.8万円×3 =17.4万円 |
貯金額 | 131万円−17.4万円 =113.6万円 |
生活費を差し引いても、なんとたった3ヶ月で110万円以上も貯金できる計算になります。
もちろん、入寮した場合の金額ですが、いずれにしてもお金が貯まる環境なのは確かです。
半年(6ヶ月)の貯金額
6ヶ月での貯金額は、以下のとおりです。
手取り | 238.6万円 |
生活費 | 5.8万円×6 =34.8万円 |
貯金額 | 238.6万円−34.8万円 =203.8万円 |
半年でなんと200万円。
これが給料ではなく貯金額ですから、驚きです!!
1年の貯金額
トヨタ期間工で1年働いた場合の貯金額の目安は、以下のとおりです。
手取り | 429万円 |
生活費 | 5.8万円×12 =69.6万円 |
貯金額 | 429万円−69.6万円 =359.4万円 |
なんと、300万円を優に超える金額です。
少し我慢をすれば、金銭的なさまざまな課題が案外カンタンに解決するかもしれませんね。
ちなみに、私が飲食業で働いて一人暮らしをしていたときは、年間の貯金額はせいぜい10万円くらいでした。
しかも、期間工より遙かに過酷な労働環境です。
そう考えると、私にとってトヨタ期間工の待遇はまさに異次元といえます。
トヨタ期間工で2年11ヶ月働けば、貯金1,000万円も夢じゃない!
では、トヨタ期間工をフル満了(35ヶ月)した場合はいくらになるでしょうか?
手取り | 1242万円 |
生活費 | 5.8万円×35 =203万円 |
貯金額 | 1242万円−203万円 =1,039万円 |
なんと約3年で、貯金額1,000万円以上です!
1,000万円もあったら、何でもできる気がしますよね。
もちろん、将来の資産形成においても相当心強いです。
仮に、一般職で賃貸暮らしをしていたら、年間の貯金額はせいぜい100万円が限界でしょう。
ですから、トヨタ期間工は圧倒的に「貯金しやすい環境」といえます。
期間工で貯金を作るなら手取りが多いトヨタが一番!
それでは、トヨタ期間工の手取りと貯金額の目安をまとめましょう。
就労期間 | 手取り | 貯金額 |
3ヶ月 | 131万円 | 113万円 |
6ヶ月 | 238万円 | 203万円 |
1年 | 429万円 | 359万円 |
2年11ヶ月 | 1,242万円 | 1,039万円 |
期間工を募集するメーカーの中では、トヨタの待遇がもっとも良いです。
したがって、手取りも貯金額も他社より高くなります。
でもその反面、トヨタの仕事が特別にきついかと言うと、そうではありません。
単純に「トヨタの待遇が良い」というだけの話です。
ですから、もしトヨタで働こうか迷っているのであれば、ぜひ応募することをおすすめします。