期間工は未経験でも、最初からかなり稼げる仕事です。
しかしながら、「給料がいい=きつい」というイメージもあるため、
「体力的に心配・・・」
「工場で働いたことがないけど、やっていけるかなぁ」
というような漠然とした不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
確かに私も、はじめて期間工で働くときは正直不安がありました。
実際に働いてからも、最初はきついと感じ、慣れるまでには1ヶ月ほどかかりました。
しかし実際のところ、期間工で働く人は1年以上務めるケースが大半です。
つまり、結局は「慣れ」の問題なのです。
慣れるまではきついと感じることもありますし、慣れれば意外と居心地のいい環境にも感じるものです。
それに、私はたくさんの業種を経験していますが、期間工よりも「きつい」と思う仕事はたくさんあります。
期間工は間違いなく稼げる仕事です。
ですから、まずは最短でもいいので働いてみることをオススメします。
とはいっても、心構えとして「期間工のきつい点」をあらかじめ知っておくことは大切だと思います。
そこで今回は、
- 期間工がきつい理由
- 仕事がきついときの対処法
- メーカー選びのコツ
といった内容について解説したいと思います。
期間工の仕事に漠然とした不安がある方は、一度目を通しておいてくださいね。
期間工のライン行程はこんな雰囲気
そもそも工場で働いたことがない方にとっては、ライン作業がどういう雰囲気なのか想像もつかないですよね。
「百聞は一見にしかず」という言葉もあるように、聞くより目で見たほうがイメージしやすいと思います。
次の画像は、自動車製造におけるライン行程の様子です。
車は数万個の部品やパーツでできているので、その製造工程も無数にあります。
たとえば、「部品を機械に設置してボダンをポチッと押す」だけの工程もあれば、手作業で部品を組み立てる作業もあります。
この画像は「トリム」と言われる工程で、車体にさまざまな部品や社内パーツを組み付けていく作業です。
ここもライン作業になるので、基本的に同じ作業を繰り返していくイメージです。
「きつい」と聞くと、何十キロもあるような重い物をもったりする作業をイメージする方もいるかと思いますが、今はほとんど機械化されてるので、そういう作業はありません。
そもそも、そのような過重労働を誰が続けられるでしょうか。
決して「筋骨隆々のマッチョ」がやるような仕事ではなく、実際に働いているのは本当に普通の人ばかりです。そういう人たちが自動車の製造現場を支えています。
きついというイメージが先行しすぎてネガティブな想像が膨らんでしまいがちですが、画像のような「単純作業の繰り返し」をイメージしてもらうと一番しっくりくると思います。
自動車製造の主な仕事内容
他にも、車を製造するうえで次のような工程があります。
工程 | 作業内容 |
鋳造 | 溶けた金属を型に流し込み、パーツを成形する |
鍛造 | 金属をプレス機で叩いて強度を上げる |
プレス | 金属をプレスしてパーツを成形する |
機械加工 | 部品を機械加工する |
溶接 | 熱や圧力をかけて部品同士をつなぎ合わせる |
塗装 | 塗装ラインにパーツを供給する |
成形 | 樹脂などを型に入れて成形する |
組立 | 部品、パーツを組み立てる作業 |
トリム | エンジン、内装パーツなど、ボディに組み付けていく |
検査 | 作業が完了した部品、パーツなどの品質チェック |
運搬 | 部品を各工程に運ぶ |
これだけの種類の工程があり、さらに細分化された工程の1つを担当することになります。
どの部署に配属されるかはわかりませんが、技術や責任が問われる工程にいきなり配属されることはありません。
なぜなら、高いコストをかけて集めた人材がすぐに辞めてしまっては、完全に赤字だからです。
そういう意味でも、「どんな工程に配属されるか」はあまり心配しすぎる必要はありません。
期間工がきついと言われる5つの理由
とはいっても、期間工が「きつい」と言われているのも事実。
実際、私も期間工として働き始めたことは「しんどい」と感じたこともあります。
では、期間工の何がきついのか?
具体的には次の5つの理由が考えられます。
1.慣れないライン行程の仕事がきつい
まず挙げられるのは、体への負担です。
重労働でないとはいえ、決められた行程を1日中繰り返すわけですから、当然ながら体に負担はかかります。
立ちっぱなしで足に疲労がたまったり、行程によっては腰やヒジなどに負担がかかったりすることもあります。
何でもそうですが、慣れないことをするのは疲れるものです。
私なんかの場合、たまに「慣れない都会」へ出かけるだけでも、帰った途端にぐったりです。
要するに、「慣れないこと」は何でも疲れるのです。
しかし、期間工の仕事は一度慣れてしまえば、こっちのものです。
ほとんど意識しなくても作業できるようになってくるので、むしろ楽に感じることもあります。
反対に、ダルかったり眠気が襲ってきたりすることはありますが。。
人にもよりますが、工場の仕事に慣れるまでは2週間〜1ヶ月くらいはかかると思います。
その期間は辛抱することになりますが、すぐに慣れて余裕が持てるようになってくるはずです。
2.夜勤がきつい
ほとんどのメーカーでは、昼勤夜勤の交替制シフトになります。1週間昼勤で働いて、次の週は夜勤という具合に。
夜勤で働くのが最初は慣れずに「きつい」と感じることもあるでしょう。生活が不規則になるので、慣れないうちは睡眠不足になる日も出てくると思います。
私も最初のころは夜に出勤するのが慣れずに、あまり行く気がしない日もありました。
しかし、これも慣れの問題です。
慣れれば昼に働いているのとほとんど変わりません。むしろ夜は周りが静かなので、妙な特別感すらあります。
ただし、「昼勤→夜勤」「夜勤→昼勤」と真逆の生活を繰り返すことになるので、しっかり睡眠時間をとったり、寝るタイミングを調整したりする必要はあります。
1ヶ月もして慣れてくると、調整の仕方も自分のなかで掴めてくるはずです。
3.会社の寮生活がきつい
期間工を募集しているほとんどのメーカーでは、従業員のための寮(一人部屋)が無料で借りられます。
貯金を貯めたい方、ほかの地域から赴任する方は入寮を希望するケースが多いです。
この寮生活も、慣れないうちは「精神的にきつい」と感じることがあると思います。
たとえば、お風呂や食堂、トイレ、洗面所が共有になっている寮もあり、部屋以外で完全なプラベートが作れない場合もあります。
そのため、寮で同僚と度々顔を合わせることもあり、常に会社内で生活している感覚になるかもしれません。
ただ、しつこいようですが、これも慣れの問題です。
「住めば都」という言葉があるように、寮での生活も慣れれば悪くありません。大抵の場合、「一人部屋」が用意されているので、プライベートな空間でゆっくり休むこともできます。
仲良くなれば、これほど心強いと思える存在はありません。
後述しますが、期間工の仕事を続けるには、「周りと仲良くすること」が本当に大事です。
同僚の存在があるだけで気持ちが救われることも多々あるので、「仕事がきつい」と心配するよりも、周りと仲良くすることを意識してくださいね。
4.人間関係がきつい
なかには、「人間関係でうまくやっていけるか」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
確かに、どのような仕事でも人間関係は重要です。ある程度、コミュニケーションを取れているほうが仕事もスムーズですし、職場でも楽しく過ごせます。
ただ「正直、人間関係が苦手・・・」という方もいるはずです。
実は、工場のライン作業というのは、それぞれに持ち場が与えられ、その行程を黙々とこなす仕事になります。
つまり、ライン作業に人間関係はほとんど影響しません。
ですから、「人と関わりたくない」と思えば、工場はどこまでも孤独を貫ける環境です。
人間関係を避けるのはあまりオススメできませんが、苦手な方にとっては、正直、打ってつけの職場環境になると思います。
人付き合いやコミュニケーションを強要されることもありませんし、期間工という立場上、上司から高いレベルのことを要求されることもありません。
私も、どちらかと言うと、あまり人付き合いが得意な方ではありません。
ですから、期間工で働いていたときは、「とにかく稼ぐ」のを目的に毎日を過ごしていました。
ほかの仕事では、嫌でも上司や先輩、同僚とのコミュニケーションが欠かせません。
そう考えると、工場の仕事は人間関係が苦手な方にとっても過ごしやすい環境だと思います。
5.残業や休日出勤がきつい
新車発売や増産などのタイミングで、工場の仕事が忙しくなる時期があります。
そうなると、1日2〜3時間の残業をすることにったり、場合によっては休日に出勤したりするケースもあります。
このような忙しい時期がずっと続くようなことはありません。
しかし、残業などが増えれば休みの時間は減るので、どうしても疲れが残ってしまうことも考えられます。
そういうときはより一層、体のメンテナンスに気を配ることが必要になってくるでしょう。
それに、「残業や休日出勤による過労」は、メーカーとしても完全にNGです。
ましてや大手企業ですから、そのあたりの労働基準はきっちり守られているので安心してくださいね。
このように、「慣れない工場勤務によるキツさ」を感じることもあるかと思います。
しかし、仕事が大変というのは、あくまでも一般的なレベルの話であって、期間工に限ったことではありません。
結局のところ、慣れれば解消される部分が多いので、とりあえず1ヶ月は頑張って続けてみてください。
そうすれば、「きつい」よりも稼ぐことへの充実感のほうが勝り、気持ち的にも落ち着いてくるはずです。
実際に期間工で働いたときの体験談
何だか偉そうに、つらつらと語ってしまいましたが、実際に私も期間工で働いた経験があります。
ホンダで1年、アイシンAWで1年の2回。
ですから、期間工で働こうとしている人の気持ちや、仕事の大変さは良くわかります。
そんな体験談を少し紹介したいと思います。
最初は昼勤夜勤の交替制シフトがきつかった
はじめに「きつい」と感じたのは夜勤です。
というよりも、生活リズムがまるっと反転するのが最初は慣れなくて、休日になると
「寝ちゃいけない時間に眠くなる」
「変な時間に目が覚める」
といった苦労はありました。
なので、週はじめの月曜は頭がボーッとして、眠気が完全に取れるまでに数時間かかることもしばしば。
人間というのは、睡眠がきちんと取れていないとメンタルにも影響を及ぼします。そのため、とくに最初の1ヶ月はモチベーションが下がることもあり、「しばらくはガマンだ」と気を張っていた覚えがあります。
ただ、作業的にも生活的にも、1ヶ月も経てばすっかり慣れていました。
平日は当たり前のように出勤し、当たり前のように作業をこなす。
その頃には最初の給料も支給されるので、「きちんと稼げてる!」という充実感すらありました。
そりゃ体も疲れる
慣れない作業に関節を痛めたり、足がむくんでダルかったりすることもありましたが、休みを挟めば何てことはありません。
大事なのは、日々、体のメンテナンスをすることです。
できるだけ疲れが残らないように心がければ、ポジディブなメンタルを保ちやすくなります。
人間関係は全然OK
私の場合、人間関係で困ったことは全くありませんでした。
上司や先輩もいい人ばかりで、どちらかと言うと、気にかけて声をかけてくれる場面が多かったです。
それに、話したい気分じゃないときは、休憩中も食事のときも一人の時間を作れます。
ですから、人間関係においては、ほぼ完全に自分のペースで過ごせます。
きちんとあいさつをして真面目に働いていれば、職場での人間関係に困ることはないと思います。実際に工場で働いているのは普通の人ばかりですし、嫌な人とは関わらなければいいだけの話です。
寮も「住めば都」
私が住んでいた寮は決してキレイなところではなかったですが、住む分には全く問題ありませんでした。
完全に「一人部屋」なのでアパート暮らしとほとんど変わりません。
冷暖房やテレビ、冷蔵庫も付いていて困ることもないですし、部屋での時間はだらんだらんにリラックスできます。
ただ、寮でも仲のいい人を作ることが肝心です。
それだけで、寮生活が一気に過ごしやすくなります。
期間工を経験した私からすると、やっぱり「慣れ」の問題です。
工場勤務も寮生活も、決して華やかな環境とは言えません。
しかし、決められた仕事をこなしていれば、平均以上の給料が稼げるわけです。これが何よりのモチベーションになります。
それに期間工は「期限付きの仕事」になります。
ですから、一定期間は割り切って、ガッツリ稼ぐことを目的にしましょう。

きつい仕事は期間工だけじゃない!
私自身、期間工以外にも、さまざまな職種を経験しています。
たとえば、
- 飲食店
- 営業
- 物流会社の倉庫
- 引っ越し
- ホテル
- 水商売
- お菓子工場
などです。
正直、どの仕事もかなり大変でした。
飲食店の場合
飲食店の場合は、勤務時間が超ロングで1日14時間くらいです。にも関わらず、給料は相当低いです。(月23〜25万円くらい・・)
忙しいときなんか、文字どおり、目が回るほどバタバタ動きっぱなしですし、暇なときでも100%仕込みの時間になります。
引っ越しの場合
それに比べれば工場の仕事は「かるい」というのが、実際に働いた正直な感想です。ちなみに、引っ越し業者の給料はヒドいです!(月17〜23万円くらい・・)
営業の場合
しかし、あくまでも成果を出せればの話。90%以上の確率で成果が上げられないのを覚悟で、営業をかけ続けるのです。
あれで私は一度、メンタルがやられています。
それを考えると、「期間工がきつい」というのも全然耐えられる範ちゅうです。
水商売の場合
水商売は華やかに見えますが、給料は見た目以上に低いです。確実に平均年収以下!(月25〜27万円くらい)
仕事がものすごく忙しいということはありませんが、何よりも「接客」が大変です。
嫌なお客にも愛想笑いをして常に気を配るので、一日が終わると精神的にかなり疲れます。
どうでしょうか。
世の中には「キツいけど稼げない仕事」がたくさんあります。そして、なぜか私はそんな仕事ばかりしてきました。
そんな私が思ったこと。
期間工の仕事もそれなりに大変です。
しかし、数あるキツい仕事をしてきた私からすれば、正直、大したことありません。
期間工は、慣れればこっちのものです。
さまざまな職種を経験してきましたが、いつも「きついけど給料が低い」というジレンマがありました。
しかし唯一、「稼げる」と感じたのが期間工です。
期間工の仕事に慣れるまではある程度の辛抱は必要ですが、慣れてしまえば、あれほど稼ぎやすい仕事はないと思います。
もちろん、経験したことない方にとっては不安を感じるでしょう。
ただ、「大半の人が1年以上続けている」という事実を忘れないでください。つまり、一般レベルでやれる仕事だということです。
私個人の意見ではありますが、「稼ぎたい!」という方には、ぜひ期間工の仕事がオススメです。
期間工がきついと感じたときに実践してほしい対処法3選
とはいっても、慣れるまでは「きつい」と感じることもあるでしょう。
そんなときは、次のことを心がけながら生活してほしいと思います。
体のメンテナンスを毎日行う
期間工は、体を絶えず動かす仕事なので、当然ながら疲労もあります。
そこで、必ずやってほしいのが「体のメンテナンス」です。たとえば、
- 就業前のラジオ体操
- 入浴後のストレッチ
- マッサージ屋に行く
などです。
疲れるのは当然ですが、毎日いかに体をリセットするかが重要です。
疲れがたまれば、やがてメンタルにも悪影響を及ぼします。ですから、働く前、働いた後、休みにしっかり体を労ってあげてください。
これを意識するだけで、日々の期間工生活を楽に続けることができるはずです。
睡眠をしっかり取る
十分な睡眠も欠かせません。
睡眠不足になると疲れも残りますし、気持ちも不安定になりがちです。
とくに最初のころは意識して睡眠時間を長く取ってください。残業があったとしても、睡眠時間はしっかり確保できるはずです。
最低でも、1日7〜8時間くらいは寝ることをオススメします。
同僚など職場の人と仲良くなる(人間関係は超重要!)
そして、仕事の「きつさ」に最も効くのが人間関係です。
実際に働いてみると、ため息をつきたくなることもありますし、しんどいと感じるときもあると思います。
同僚と仲良くなっておけば、ときには仕事のグチを言い合い、笑いで解消することもできます。
これが本当に救いになります。
すぐに辞めてしまう人は「仕事がきつい」というのもありますが、「周りとうまく馴染めない」というのが理由で辛くなるケースが多いです。
どんな仕事でもそうですが、続けるには周りと仲良くなったほうが絶対に良いです!
「人間関係が苦手」という方は、無理に仲良くする必要はないと思います。自分のペースで過ごしていれば大丈夫です。
しかし、「きつい」と感じる場合は、積極的に周りと仲良くなるのが効果的です。
自分の殻にじっと閉じこもるよりも、コミュニケーションを取ったほうが気持ちも相当楽になるはずです。
やっぱりどんな仕事でも体が資本です。きちんと体をメンテナンスするのは仕事の基本なので、毎日意識してやることをおすすめします。
また、同僚など、職場の人と仲良くなるのは精神的な支えになります。
- 体のメンテナンス
- 話せる相手を見つける
期間工で働くうえで、この2点が最も重要です。これさえ心がけていれば、仕事が多少きつくても勤め上げることができると思います。
期間工がきついか不安なときは部品系メーカーが無難
どうしても期間工の仕事がやっていけるか不安な方は、メーカーの選び方にもちょっとしたコツがあります。
メーカーごとに仕事内容は大きく変わりません。どこも自動車製造に関わる仕事なので、似たような作業をすることになります。
したがって、
「あのメーカーはきつい」
「あのメーカーは楽」
といった差もほとんどないと思って大丈夫です。
つまり、
部品系メーカーのほうが体に負担がかかりにくい
ということです。
実際、部品系メーカーには女性従業員もたくさん働いています。
ですから、「きつさ」が心配な方は、部品系メーカーのなかで仕事を選んでみてはいかがでしょうか。
とはいっても、やっぱり「稼ぎが良いところ」を選びたいですよね。
期間工を募集している部品系メーカーのなかでも、とくに給料が良く、人気があるところは次の2社です。
部品系&高待遇なメーカーはココ!
この2社は基本給が高いですし、きちんと満了慰労金も支給されます。
それに女性に人気のメーカーでもあるので、「きつい」という心配は必要ないと思います。
私も以前、アイシンAWで期間工として働いてたことがありますが、「作業的にしんどい」と感じたことはありませんでした。
工場もキレイですし、働きやすい環境でしっかり稼げます。
「少しでも負担の軽いメーカーがいい」という方は、ぜひ「トヨタ紡織」と「アイシンAW」を候補に入れておいてくださいね。
短期と割り切って期間工で稼ぐのもアリ!
ただし、トヨタ紡織とアイシンAWは、どちらも寮費が有料なのが残念なポイントです。
「3〜6ヶ月のガマンだ」と最初から割り切ってしまえば、仕事が多少つらくても、何とか勤め上げることができると思います。
それに、部品メーカーじゃないからと言って、仕事が極端にキツくなることはありません。
どこでも「工場勤め」ならではの大変さはあるので、どうせ働くのであれば給料がいいメーカーのほうが断然お得です!
この場合、次の3つのポイントがメーカーを選ぶときの基準になります。
- 契約期間が短い
- 総支給額が高い
- 寮費が無料
短期で割り切って稼ぐのであれば、この3点をクリアしているメーカーが最適です。
これを基準にしたおすすめメーカーランキングはこちらです。
⇒【最新版】短期で1番稼げる!期間工おすすめメーカーランキングTOP5
なかでも、トヨタ、スバル、マツダは「長期でも稼げるメーカーTOP5」にもランキング入りしている高待遇のメーカーです。
もし期間工を続けられそうであれば、そのまま契約更新をしながら長期で稼ぐのもアリです。
せっかく期間工として働くのですから、「総支給額が高いメーカー」を選ぶことも大切です。
ぜひ応募する際の参考にしてくださいね。
期間工の仕事が体力的・精神的にきつい場合は辞めることもできる
しかし、実際に働いてみて、「やっぱり工場の仕事は合わない」という方もいます。
そういう場合は、辞めたい旨を伝えれば、契約が満了する前でも退職することはできます。
自分のなかで「どうしてもきつい」と感じるのであれば、そのときはスパッと辞めることも大切です。
自分自身を守るためですから、逃げでも何でもありません。
まずは上司に相談しよう
ただし、できればその前に上司へ相談することをおすすめします。
なぜなら、「辞めたいならバイバイ」と冷たくあしらうような上司はいないからです。
基本的に、製造現場は慢性的な人手不足で、予期せぬタイミングで人に辞められると困ってしまいます。
ですから、その場合は、
部署異動
持ち場の変更
などの対応を取ってくれるはずです。
それでも仕事がきついと感じるときは、早期退職を考えましょう。
できれば契約満了のタイミングで辞める
ただ、期間工のメリットの一つに「満了慰労金」があります。
満了慰労金は、契約期間を勤め上げるごとに支給される「ボーナス」のようなものです。
満了慰労金を受け取るためには、ひとまず最短契約期間を勤め上げる必要があります。
ですから、もし仕事を辞めたくなった場合は、「最短契約の満了」を目指して、とりあえず頑張ってみましょう。
数ヶ月先に辞めることをハッキリ決めていれば少しは気持ちが楽になりますし、満了慰労金をきちんと受け取ってから退職することができます。
ばっくれはNG
良くアルバイトでばっくれる人がいます。要するに、無断で辞めてしまうことを言いますが、あれはアルバイトだから許されることではなく、大前提としてNGです。
ですから、どれだけきつくても、ばっくれるのだけはやめておきましょう。
どうしても仕事や嫌なのは仕方のないことです。その場合は、しっかり自分の気持ちを伝え、退職するための段取りをきちんと踏むようにしてくださいね。
おわりに
期間工という仕事は、正直「きつい」と感じることもあります。
1ヶ月も経てば、「仕事の大変さ」よりも「稼げている充実感」のほうが上回っているはずです。
それに、私の経験から言えば、期間工よりもきつい仕事はたくさんあります。
それに比べれば、期間工は慣れればできる仕事なので、あまり心配しすぎる必要はありません。
むしろ、「仕事内容以上に給料が高い」というのが期間工のメリットでもあります。未経験から始められる仕事のなかでは、期間工の給料が断然高いです!
ですから、せっかく期間工で働くのであれば、「しっかり稼ぐ」ことを目的に頑張ってほしいと思います。
ただし、メーカーによって待遇などの条件は全然違います。
たった数ヶ月でも、その差は数十万円!
だからこそ、「できるだけ稼げるメーカー」を選ぶべきだと私は考えます。
40社以上のなかから、最も稼げるメーカー5社を厳選しました。応募するメーカーを選ぶときは、ぜひ参考にしてくださいね。