ネット上にある期間工の求人は、ほとんどが派遣会社の運営する求人サイトのものですが、なかにはメーカー公式の求人サイトもあります。
しかし、これではどこから応募すればいいのか迷ってしまいますよね。
結論から言うと、「派遣会社経由」で応募することをおすすめします。
なぜなら、派遣会社から祝い金がもらえますし、採用率が確実にアップするからです。しかも派遣会社のサービスは無料。
もちろんメーカーの公式サイトから直接応募することもできますが、メリットはほとんどありません。
そこで今回は、なぜ派遣会社を経由して期間工に応募するべきか、その理由とおすすめの派遣会社を紹介します。
目次
期間工の応募方法は「派遣会社経由」と「直接応募」の2つ
まずは基礎的なことを押さえておきましょう。
はじめにお伝えしたように、ウェブ上には
- 派遣会社の求人サイト
- メーカー公式の求人サイト
の2つのタイプがあります。
たとえば、「期間工 求人」というキーワードで検索すると、次のように表示されます。
応募の際は、このいずれかのサイトを利用することになります。
- 派遣会社の求人サイトからであれば「派遣会社経由の応募」
- メーカー公式の求人サイトからであれば「直接応募」
ということになります。
期間工の応募方法は大きく分けると、この2つしかありません。
しかし、これが決定的な違いになります。
実は、派遣会社経由で応募するとメリットがたくさんありますが、メーカーに直接応募するとメリットはほとんどありません。
この違いについて詳しくは後で説明しますが、大前提として「派遣会社経由の応募」をおすすめします。
【補足】派遣会社経由でも「派遣社員」になるわけではない
派遣経由の応募=派遣社員になる
このように良く勘違いしやすいですが、あくまで派遣会社のサービスを利用するのは応募するためであって、決して派遣社員になるわけではありません。
わかりやすく言うと、派遣会社から仕事を紹介してもらうだけの話。
この点は間違えないようにしてくださいね。
※なお、「期間工」と「派遣社員」の違いがよく理解できていない方は、参考までに次の記事をチェックしておきましょう。
派遣会社経由で応募するメリット
一見、派遣会社を通して応募するのは面倒に感じるかもしれませんが、実際は逆で、派遣会社からサポートしてもらえるため、段取りはずいぶん楽になります。
さらに、派遣会社の求人サイトから応募すると、大きなメリットが3つあります。
【派遣経由で応募する3大メリット】
- 入社祝い金がアップする
- 採用率が上がる
- コーディネーターに仕事選びの相談ができる
では、メリットを一つずつ詳しく解説します。
入社祝い金がアップする
最大のメリットは、入社祝い金がアップすることです。
実は、メーカーから支給される祝い金とは別に、派遣会社からも特典として祝い金がもらえます。むしろ、派遣会社から支給される分のほうが高いくらいです。
当然ながら、祝い金をダブルでもらったほうが断然お得です!
そのため、祝い金が一気に減ってしまうか、メーカーによっては全く支給されないこともあります。
それでは、アウトソーシング(派遣会社)を通じて応募したと仮定して、祝い金がいくら貰えるかメーカーごとに見てみましょう。
アウトソーシングから祝い金がこんなに支給される!
アウトソーシング支給分 | メーカー支給分 | 祝い金合計 | |
トヨタ | 35万 | 10万 | 45万円 |
スバル | 45万 | 0 | 45万円 |
マツダ | 30万 | 15万 | 45万円 |
日産 | 5万 | 10万 | 15万円 |
豊田自動織機 | 20万 | 0 | 20万円 |
日産九州 | 35万 | 5万 | 40万円 |
※一部のメーカーしか載せていません。
赤枠がアウトソーシング(派遣会社)の祝い金です。これだけ高額な特典が派遣会社からもらえるんです!
しかし、メーカーに直接応募すると、祝い金は青枠の分しかもらえません。支給額が一気に減ってしまうのが一目瞭然ですね。。
「なんか裏がありそう…」と思うかもしれませんが、人手を集めるためのただのキャンペーンなので、貰えるモノはもらっておいた方が間違いなくお得ですよ。
採用率がアップする
さらに、派遣会社の「採用のプロ」がサポートしてくれるため、合格率がアップするのもメリットです。
具体的には、次のような形でサポートしてくれます。
- 履歴書の添削(てんさく)
- 模擬面接による指導
- 内定を勝ち取るための勉強会
そもそも期間工は採用率が高い仕事ではありますが、派遣会社からのサポートがあるお陰で内定がより確実のものとなります。
しかし、メーカーに直接応募するとこれらのサポートは一切ないので、すべて自力で準備したり対策と取ったりしなければいけません。
どちらが採用されやすいか考えるまでもありませんよね。
仕事選びの相談ができる
会社を選ぶとき、待遇はもちろんのこと、勤務地や仕事内容、寮などもいろいろと気になるかと思います。
ところが、期間工を募集しているのは大手メーカーだけでも40社以上あるため、どこに応募するか迷ってしまいますよね。
ただ、派遣会社を経由すれば専任のコーディネーターに仕事選びの相談ができるので、安心して応募先を決められます。
一方、直接応募だと誰にも相談できないですし、もちろん面接などの準備もあなた自身で進めなければいけません。
想像しただけでも不安になりますよね。
このように、安心して転職活動を進められるのも、派遣会社経由で応募するメリットの一つです。
派遣経由の応募は無料!派遣会社経由で応募すると、これだけ多くのメリットがあるにも関わらず、なんとサポートは完全無料。
要するに、万全のサポート体制で応援してもらいながら、タダで高額な祝い金もゲットできる。これが派遣経由で応募するべき理由です。
なかでも業界最大手の「アウトソーシング」という派遣会社は、祝い金が最も高いのでオススメ! 高待遇の大手求人も揃っているので、あなたの希望にあう仕事が見つかるはずです。
応募の際は、ぜひアウトソーシングのサポートを活用してくださいね。
派遣会社経由で応募するデメリット
ここまでは、派遣会社経由で応募するメリットについて解説してきました。
正直メリットが良すぎて、「実は落とし穴があるんでしょ?」と疑わしい気持ちになるかもしれませんね。
ハイ!もちろんデメリットもあります。
強いて言えば、ですが。。↓
派遣会社との面接が1回ある
派遣会社経由で応募すると、選考会(メーカーとの面接)のまえに「派遣会社との面接」を1回挟むことになるため、どうしてもひと手間かかります。
一方、直接応募すれば、いきなり選考会に参加することになるので、その分、手間はかかりません。
このちょっとした手間が「派遣会社経由」の唯一のデメリットです。
ただ、面接といっても主にサポートの場になるので、メリットでもあるんですね。
派遣会社の面接って何するの?
面接の内容は、
- 希望する仕事のヒアリング
- 仕事選びの相談
- 経歴などの確認
- 簡単な適性検査
- 応募から就業までのスケジュール確認
などです。
参考記事:アウトソーシングとの面接の流れ
※ちなみに、大手の派遣会社であれば営業所が全国にあるため、面接のために遠出する必要はありません。
それに内定サポートのお陰で効率よく準備でき、応募から入社までの流れも教えてくれるので、一見手間ですが、実は派遣会社経由のほうが圧倒的に楽です。
ですから、ハッキリ言って「派遣会社経由の応募」はあなたにとってメリットしかありません。
直接応募のメリットとデメリット
では一方、直接応募するメリットは、前項で説明したように「派遣会社との面接」がないことです。つまり、手っとり早いのが唯一のメリットになります。
そして直接応募のデメリットといえば、「派遣経由のメリット」が一切なくなること。
具体的には、
- 入社特典(高額な祝い金)
- 内定サポート(相談、履歴書の添削、模擬面接、赴任までのサポート)
などです。
履歴書や面接の対応は自分で何とかできたとしても、派遣会社からの祝い金がもらえないのは相当なデメリットだと思います。
どこから応募しても期間工の給与・雇用形態に違いはない
ここまで、
- 派遣会社経由の応募
- 直接応募
の違いを説明してきました。
「派遣会社を通じて応募すると、入社後の待遇が変わっちゃうんじゃない??」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
給料やその他手当などの条件も同じですし、メーカー直接雇用というのも変わりません。
であれば、たくさんのメリットがある「派遣会社経由」で応募したほうが良いのは言うまでもありませんね。
【結論】期間工は派遣会社経由で応募した方が断然お得!
〜まとめ〜
今回は、期間工で働くときに「派遣会社経由の応募」と「直接応募」のどちらが良いのかを説明してきました。
あらためて結論を言うと、「派遣会社経由」で応募するほうが断然オススメです!
なぜなら、
- 入社祝い金がアップする
- 採用率がアップする
- 仕事選びの相談ができる
といったメリットがたくさんあるからです。
派遣会社と聞くと「派遣社員になること」をイメージするかもしれませんが、「就職をサポートしてくれる会社」と考えれば分かりやすいと思います。
これだけ多くのメリットがありながら完全無料でサポートしてくれるので、使いない手はないですよね。
ただし!
派遣会社(または求人サイト)によって特徴はさまざま。どの派遣会社、どの求人サイトを使うかで、結果が大きく変わることもあります。
もし、どの派遣会社(または求人サイト)から応募したらいいのか迷っている方は、次の記事を参考にしてください。
なお、応募するメーカーによっても待遇は全然違うので、応募先を決めるまえに「高給ランキングTOP5」も必ず要チェックです!