「工場勤務で正社員として働きたい」
「できれば大手企業がいい」
「工場の正社員求人ってどう探せばいい?」
工場で働くにしても、先々のことを考えると、やっぱり正社員がいいですよね。
確かに、正社員には多くのメリットがあります。
正社員のメリット
- 雇用が安定する
- 昇給制度やボーナスがある
- 退職金も出る
- スキルを身につけられる
- キャリアを積める
ですから、将来を考えれば、正社員になりたいと考えるのは当然と言えるかもしれません。
ところが、求人サイトを探しても、なかなか大手工場の正社員求人は見つからないですよね。
そこで今回は、経験がない方でも、大手製造メーカーで正社員として働ける方法をご紹介します。
目次
大手製造メーカー直接雇用の正社員求人は募集ない
仕事を探す上で、やっぱり給料が気になるはずです。
たとえば工場勤務で、
- 月収30万円くらい
- ボーナスを含め年収400万円以上
を稼げれば、スタートラインとしては万々歳ですよね。
となると、必然的に「大手製造メーカー」を選ぶ必要があります。
いきなり大手の正社員になれたら、誰も苦労しないですからね。
もちろん「大手」に限定しなければ、工場勤務の正社員になることは可能です。
でも、「名も知れない中小企業」「初任給20万円」で仕事をしたいですか?
正直、このような条件であれば、わざわざ工場仕事を選ばなくてもいいと思います。
あくまでも、
- 大手メーカー勤務
- 正社員
- 月収30万円前後
- 年収400万円以上
- 週休2日、長期連休あり
これらの条件が叶う仕事を見つけたいところです。
大手企業の工場で正社員として働くオススメの方法2選
しかし、前述のとおり、いきなり大手の正社員になるのは、少々厳しいものがあります。
ただ、上記の条件が叶う方法がないわけではありません。
その方法とは、次の2つです。
①直接雇用の契約社員から正社員を目指す
②派遣会社の正社員として大手工場で勤める
この2つの方法であれば、整った労働環境で年収400万円以上が実現します。
では、それぞれ詳しく説明します。
①直接雇用の契約社員から正社員を目指す
大手メーカーの契約社員、いわゆる「期間従業員(期間工)」という働き方ですが、直接雇用なので、そこから正社員へキャリアアップすることが可能です。
期間従業員からスタートすることになるので遠回りに感じますが、大手製造メーカーの正社員になる方法としては一番堅実です。
期間工のメリットは、次のとおりです。
期間工のメリット
- 雇用中、正社員の採用試験を何度か受けられる
- 月収30万円前後
- 年収450万円くらいは可能
- 週休2日、年休120日以上
- 寮費、光熱費無料(希望者のみ)
そもそも期間工の待遇はめちゃくちゃイイです。しかも短期就労もできるので、お試しでもOK。
すぐ正社員になることはできませんが、大手製造メーカーの正社員を狙うなら、この方法が最も現実的です。
正社員になるには普段の働きぶりを評価してもらうことが大事ですが、マジメにやっていれば十分に可能性はあります。
②派遣会社の正社員として大手メーカーの工場に勤める
次に、「派遣会社の正社員」になる方法もあります。もちろん、勤務地は大手メーカーの工場です。
この働き方で今注目されている派遣会社が、アウトソーシング(東証一部上場)のグループ企業でもある「株式会社PEO」です。
ちなみに、PEOとは「Professional Employer Organization(習熟作業者雇用組織) 」の略。要するに、派遣会社の正社員になることで雇用が安定するわけです。
具体的には、次のようなメリットがあります。
PEO社員のメリット
- 無期雇用だから雇用が安定する(将来設計ができる環境)
- 長期のキャリア形成(スキルを身につけ、好きな分野の技術者を目指せる)※その場しのぎの仕事ではない
- 固定給+諸手当で月収30万円前後
- ボーナス年2回&昇給制度
- 正社員だから退職金も出る
- 生活必需品が揃ったワンルームタイプの社宅完備(入居費用0円)※赴任旅費も会社負担
PEOの正社員は「無期雇用」になるため、一般的な派遣社員や期間工みたいに期限がきて職場をコロコロと変わる必要がありません。
そのため、じっくり腰を据えてキャリアを積めるので、長期的に役立つスキルが身につきます。
なにより、雇用が安定するのが一番! 結婚やマイホームなどの将来設計も立てられる環境です。
勤め先は大手製造メーカーの工場になるので、はじめから年収400〜450万円は稼げます。
「製造メーカーの正社員」ではありませんが、PEO社員になれば
- 大手派遣会社の正社員
- 雇用の安定
- 高収入
この3大要素はすぐにでも実現します。
非正規雇用で身銭を稼ぐよりは、はるかに将来性があり、安定する働き方なのは言うまでもありません。
〜まとめ〜
①直接雇用の契約社員(期間工)から正社員を目指す
期間工の立場からのスタートすることになりますが、この方法なら大手製造メーカー直接雇用の正社員が目指せます。
それに期間工とはいえ、年収ベースで400〜450万円は確実に稼げます。
②派遣会社の正社員(PEO社員)として大手工場で勤める
この働き方は、「正社員」「雇用の安定」「高収入」がすべて実現します。
将来のキャリア形成もでき、場合によっては、勤め先の大手製造メーカーから「正社員へのお誘い」がかかることもあります。
正社員かつ高収入で工場勤務したい方は、この2つの方法がもっとも現実的な選択肢になります。
大手工場の正社員求人が見つかるサイト
では、「期間工」と「PEO社員」それぞれの求人の探し方を紹介します。
契約社員(期間工)から正社員になる場合
期間工から始めたい方は、「期間工.jp」という求人サイトがおすすめです。
【期間工.jpの特徴】
- 期間従業員求人の専門サイト
- 大手製造メーカーの求人のみを掲載
- 正社員にキャリアップできる企業を多数紹介
- 期間工.jpからの祝い金が高額
「期間工.jp」では大手メーカーの期間工求人を専門で扱っており、正社員登用を積極的に行っているメーカーも多く紹介されています。
大手工場勤務で正社員を目指すなら、このサイトは必ずチェックしておきましょう。
派遣会社の正社員(PEO社員)になる場合
PEO社員として大手製造メーカーで働きたい方は、製造系求人サイト「はたらくヨロコビ.com」のPEO専用ページに求人がたくさん紹介されています。
メーカーや勤務地、待遇から仕事を選び、「web応募」からエントリーしましょう。
※PEO社員について、さらに詳しい説明も載っています。
【正社員になれるか自信がない方へ】まずは業界に詳しい転職のプロに相談を
今回は、正社員として大手製造メーカーで働く方法を紹介しました。
現実的に考えて、いきなり大手の正社員になるのは難しいので、ここで紹介した2つの方法のいずれかで勤務することをおすすめします。
とはいえ、転職には何かと不安がつきものです。
もし仕事選びや応募が不安なら、製造業界最大手である人材紹介会社「アウトソーシング」の転職エージェントに無料相談してみてください。
今回紹介した「期間工求人」と「PEO社員求人」のどちらも豊富に扱っているので、色々と詳しく聞きながら、あなたに合った仕事を紹介してもらえますよ。
ネットサーフィンしながら一人で求人をあさっても迷うと思うので、プロに相談しながら納得の仕事を見つけてくださいね。