大手製造メーカーの期間工求人はいくつもありますが、その中でも「日産横浜工場」を検討している方もいるかと思います。
ただ実際、給料がいくら稼げるのかが気になりますよね?
早速ですが、日産横浜期間工の総支給は、以下のとおりです。
- 3ヶ月:120万円
- 6ヶ月:243万円
- 1年目:471万円
このとおり、とくに6ヶ月〜1年目の総支給は非常に高いことが分かります。
しかも、横浜工場の「単身寮」は非常にきれいで、寮環境にも恵まれています。
ですから、「しっかり稼ぎたい」「プラベートも充実させたい」という方には、日産横浜期間工の仕事は非常におすすめです。
というわけでこのページでは、日産横浜工場の期間工における待遇を詳しくチェックしていきましょう!
目次
日産の横浜工場は立地が魅力的
まずは、日産「横浜工場」の場所を確認しておきますね。
横浜工場は、横浜駅から電車で15分くらいのところにあります。
場所としては、かなり都会です。
横浜といえば、「みなとみらい」や「横浜中華街」でも有名ですよね。
ショッピングや食べ歩きといった観光も楽しめるので、ちょっと足を伸ばせば休日も充実することでしょう。
実際、横浜に暮らしている人に聞いても、「住みやすい」のひと言。
それに、横浜は「関東の住みたい街ランキング」で第1位になるほど人気があります。
期間工は寮と工場の往復というイメージもありますが、横浜のような住みやすくてリフレッシュもできる場所は勤務地としても理想的かもしれませんね。
日産「横浜工場」における期間工の仕事内容
次に、日産「横浜工場」の仕事内容をカンタンに紹介します。
創立当時、横浜工場では、日産車の部品製造から車体組み立てまでを一貫して行っていました。
横浜工場は、日本で初めての「自動車量産工場」だったんですね。
ただ、現在では生産の効率化が進み、横浜工場ではGT-Rの専用エンジンや電動パワートレイン(e-Power)、サスペンションなどの重要部品を生産しています。
つまり、横浜工場は「日産の部品工場」になるわけです。
したがって、車両本体を完成させる追浜・栃木工場に比べると、横浜工場は体力的な負担は少なめです。
もちろん「楽して稼げる」とは言いませんが、工場が初めての方にとって横浜工場は非常に良い環境だと思います。
日産「横浜工場」期間工の給料条件
横浜工場の概要をサクッと紹介したところで、ここからは肝心な「給料」について詳しく見ていきましょう。
なお、期間工の給料は、基本的に以下の手当から構成されます。
- 基本給(残業代、深夜手当等を含む)
- 入社祝い金
- 満了慰労金
- その他の各種手当
ですから、それぞれの条件を踏まえたうえで、最終的な「総支給」を確認する必要があります。
基本給と月収の目安
というわけで、まずは日産横浜期間工の基本給をチェックしていきましょう。
基本給 | 月収目安 |
時給1,200円 (日給換算9,600円) |
27.6万円 |
基本給は決して高くはありませんが、一般的な労働時間の月収目安が27.6万円ですから、期間工の平均くらいの金額になります。
割増賃金は、以下のとおりです。
時間外(残業) | 30%増 |
休日出勤 | 40%増 |
深夜 | 30%増 |
月によっては残業時間が増えたり休日出勤になったりすることもあるため、その場合は月収30万円を超えることもあります。
入社祝い金
高額な入社祝い金が貰えるのも期間工で働くメリットの一つですが、日産横浜の場合はなんと総額50万円にもなります!
ただし、数ヶ月に渡って分割支給になるので、そこは気をつけましょう。
支給時期 | 支給額 |
2ヶ月後 | 15万円 |
5ヶ月後 | 15万円 |
8ヶ月後 | 20万円 |
総額 | 50万円 |
このとおり、入社祝い金を全額もらうには、8ヶ月以上働く必要があります。
ですから、手当をもらい損ねないよう、最低でも1年前後を目処に働くと良いでしょう。
満了慰労金
続いて、給料の大きなウェイトを占める「満了慰労金」の条件を見ていきますね。
就労期間 | 支給額 | 累計 |
3ヶ月 | 9万円 | 9万円 |
6ヶ月 | 9万円 | 18万円 |
12ヶ月 | 18万円 | 36万円 |
18ヶ月 | 18万円 | 54万円 |
24ヶ月 | 18万円 | 72万円 |
30ヶ月 | 18万円 | 90万円 |
35ヶ月 | 15万円 | 105万円 |
日産横浜の場合、満了金は3万円/月です。
ただ、給料に毎月含まれるわけではなく、3ヶ月の契約ごと支給されます。
したがって、満了慰労金の条件としては、【9万円/3ヶ月ごと】ということになります。
なお、満了金は、契約を終えるごとにもらえる手当です。
3ヶ月ごとの契約の途中で辞める場合は支給されないので、そこは注意してくださいね。
その他の各種手当
日産横浜期間工は、その他にも手厚い手当が充実しているので、確認しておきましょう。
手当の種類 | 支給額 条件等 |
皆勤手当 | 8万円/2ヶ月ごと |
2ヶ月の出勤率が90%以上 | |
食事補助 | 3万円 |
プリペイドカードでの支給 | |
赴任手当 | 2万円 |
入寮者のみ | |
経験者手当 | 5万円 |
過去5年以内に1年以上継続して横浜工場で勤務経験がある期間従業員で満了退職者であること |
この中で注目すべきは「皆勤手当」です。
出勤率90%以上という条件はあるものの、月4万円という金額は総支給にも大きく影響します。
また、食事補助3万円もなかなか高額ですよね。
以上が、日産横浜期間工がもらえる全ての手当になります。
日産「横浜工場」期間工の年収と短期の給料
ここまでは、給料条件を詳しく見てきました。
ただ、前述したように、重要なのはすべてを含めた「総支給」です。
というわけで、上記すべての手当を合計して給料を計算したので、その結果をご覧ください。
就労期間 | 総支給 |
3ヶ月 | 120万円 |
6ヶ月 | 243万円 |
1年目 | 471万円 |
2年目 | 416万円 |
3年目 (11ヶ月) |
381万円 |
合計 | 1,268万円 |
このとおり、日産横浜期間工の総支給はかなり高額になりました。
とくに注目すべきは「6ヶ月の総支給」と「1年目の年収」で、これは他社をも凌ぐ金額です。
総じて、3年間の平均年収は435万円になります。
ですから、日産横浜期間工が稼げるのは間違いありません。
日産横浜期間工の手取り給与と貯金額
では、上記の結果をもとに、手取り給与と貯金額の目安も想定してみたいと思います。
ここまで見てきた金額は総支給なので、実際は以下の金額が差し引かれた分が「手取り」として振り込まれます。
【給与控除額の目安】
- 税金4.5万円/月
- 食事代2万円/月
合計6.5万円/月(78万円/年)
さらに、手取りから生活費を引くと「貯金額」は想定できます。
【生活費の目安】
生活費:5万円/月(60万円/年)
以上の条件のもと、日産横浜期間工の「手取り」と「貯金額」を計算してみました。
勤務期間 | 手取り給与 | 貯金目安 (入寮の場合) |
6ヶ月 | 204万円 | 174万円 |
1年目 | 393万円 | 333万円 |
2年目 | 338万円 | 278万円 |
3年目 (11ヶ月) |
310万円 | 255万円 |
合計 | 1,041万円 | 866万円 |
このように、税金や食事代を差し引いても、かなりの金額になります。
また、入寮して家賃がかからない場合は、年間300万円前後の貯金も可能です。
それに加えて寮がキレイとなれば、日産で期間工をやりながら横浜に住むのも楽しいかもしれませんね。
日産横浜期間工の寮情報
というわけで、日産横浜工場の寮についても簡単に見ておきましょう。
いくつかある寮の中でどこに入ることになるかは分かりませんが、いずれも1Rマンションタイプの非常にきれいな独身寮になります。
画像出典:日産自動車
トイレ風呂も備え付けの部屋なので、ほとんど一人暮らしのような生活になるかと思います。
しかも非常にキレイで、普通に住めば家賃6,7万円くらいはしそうな物件です。
ただ、寮内には食堂がありません。
工場以外の食事は自分で用意するか買う必要があるので、その分のお金と手間はかかるでしょう。
また、寮内に車・バイクを持ち込めない点もデメリットです。
通勤もおそらく電車を使うことになるので、都会がゆえの不便さは少し感じるかもしれませんね。
とはいえ、工場で働く人にとって、やはり住環境が整っているのは大きいと思います。
まとめ
今回は、日産「横浜工場」期間工の給料や、その他の待遇を詳しく見てきました。
結果としては、仕事内容よし!給料よし!住環境よし!の超オススメ求人だったわけです。
片田舎の工場だと「週末は飲むだけ」みたいなパターンもありますが、横浜は遊べるところもたくさんあって休日は結構楽しめそうです。
(出費は増えるかもしれません・・・)
ちなみに、正社員登用においては、2017年〜2021年に953名が期間工からキャリアアップしています。
(2021年だけでも172名)
ですから、好立地な横浜で「そのまま日産の正社員」という可能性も見えてきますね。
いずれにしても、条件の非常にいい求人なので、迷っている方はぜひ応募することをおすすめします。
なお、他社でもお勧めできる求人はあるので、気になる方は以下のランキングをご覧ください。