期間工やるならマツダと日産どっち？大手2社の給料と年収を調査

2024年7月1日

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期間工を募集する会社のなかでも「自動車メーカー」の待遇は非常に良いですが、今回は「マツダ」と「日産」の待遇を比較したいと思います。

まず結論をいうと、給料でいえば「日産」のほうが好条件です。

総支給では大きな差はありませんが、日産のほうがもろもろの手当の支給条件がゆるいからです。

ただ、日産のほうが良いというだけであって、マツダ期間工でも十分に稼げます。
ですから、勤務地などの都合で選んでも良いかと思います。

というわけで今回は、マツダ期間工と日産期間工の給与条件を詳しく比較していきましょう！

なお、日産は工場によって待遇が異なるため、今回は「横浜工場」を比較対象とします。

マツダと日産の各種手当を比較

期間工の給料は、基本的に以下4つの手当で構成されます。

ですから、それぞれの手当がどういう条件になっているかを確認する必要はありますが、最終的にはすべてを含めた「総支給」で稼げるかどうかを判断しなければいけません。

というわけで、まずはベースとなる基本給を比べてみましょう。

まずは、給料のベースとなる基本給を比べます。

このとおり、どちらとも基本給が高いほうとは言えませんが、2社に大きな差はありません。

しかしながら、マツダは6ヶ月の契約更新ごとに基本給がアップします。
ですから、同じ労働時間であれば、マツダのほうが先々の月収は上回るでしょう。

次に、期間工最大のメリットともいえる、入社祝い金を比較します。

マツダ	日産
20万円	50万円

※時期変動あり

どちらも非常に高額ではあるものの、2社を比べると差額は30万円です。
これは、1年目の年収に大きく影響します。

ただ、マツダの支給条件は「出勤率100％」なので注意しましょう。

日産の祝い金もかなり高額になるので、2ヶ月・5ヶ月・8ヶ月の分割支給になります。

次に、期間工のボーナスである「満了慰労金」の条件を比べてみましょう。

マツダも日産も、基本的には6ヶ月ごとの満了支給になります。
日産のほうが金額は若干高いですが、そこまで大きな差とは言えないでしょう。

ただし、マツダは満了慰労金においても出勤率100％という条件が付きます。

では最後に、上記以外の手当もそれぞれ確認しましょう。

まず、マツダ期間工の各種手当は、以下のとおりです。

皆勤手当や更新手当は、結構大きな金額になります。
また、夏季・冬季の特別手当や加算金も地味に嬉しい手当です。

なお、皆勤手当においては出勤率100％という条件が付きます。

続いて、日産期間工の各種手当を見てみましょう。

手当の種類	支給額	条件
皆勤手当	8万円/2ヶ月毎	2ヶ月の出勤率が90％以上
食事補助	3万円	プリペイドカードでの支給
赴任手当	2万円	入寮者のみ
経験者手当	5万円	過去5年以内に1年以上継続して横浜工場で勤務経験がある期間従業員で満了退職者であること

日産の皆勤手当は、なんと月4万円にもなります。
しかも、2ヶ月の平均出勤率が90％以上で支給されるので、マツダに比べて貰い損ねる可能性は低いです。

以上が、マツダ期間工と日産期間工における各種手当の違いにです。

それでは、ここまで見てきた待遇をふまえ、マツダ期間工と日産期間工の「総支給」を比較してみましょう。