伊賀上野城が想像以上にカッコいい!歴史に浸る期間工の平日散策ガイド

天気のいい平日のシフト休み。
家でゴロゴロするほど疲れも溜まっていなかったので、せっかくならどこか出かけたいとウズウズしてきました。

そのまま勢いで向かったのが、伊賀上野城です。

噂には聞いてたけど、想像以上に立派なお城でした…。

伊賀・名張エリアからなら、車で1時間かからずに着く距離。
日本屈指の高石垣と、木造の復興天守。
半日もあれば、十分に満喫できる散策コースでした。

今回は、平日散策で撮ってきた写真とともに、伊賀上野城の見どころをご紹介します。

目次

伊賀上野城ってどんな城?

伊賀上野城は、伊賀市の中心部にそびえる白いお城。
別名は「白鳳城(はくほうじょう)」と呼ばれています。

下から覗き込む白鳳城

白い三層の姿が、鳳凰が翼を休める姿に見立てられたのが名前の由来だそうです。

この由来、ちょっとロマンを感じました…。

築いたのは、築城の名手として知られる藤堂高虎(とうどうたかとら)

藤堂高虎
画像出典:ウィキペディア

徳川家康の命を受け、大坂城の豊臣方に対抗するため、慶長16年(1611年)から大改修に取りかかったお城です。

ところが、五層の天守は完成直前の暴風で倒壊…。
その後は再建されることなく、しばらくは天守のないお城のままでした。

今ある天守は、昭和10年(1935年)に地元の代議士・川崎克(かわさきかつ)が私財を投じて復興したものです。

日本100名城にも選ばれている、由緒あるお城です。

必見!圧巻の高石垣(約30m)

伊賀上野城の最大の見どころは、なんといっても高さ約30mの高石垣
これ、大坂城と並んで日本一の高さらしいです。

上野城の高石垣

正確には29.7m、総延長は368m。
あの黒澤明監督の映画「影武者」のロケ地にもなった場所です。

この石垣の特徴は、こんな感じ。

  • 反りがなく、ほぼ垂直に近い直線的な造り
  • 「打込接(うちこみはぎ)」という技法で築かれている
  • 水堀の水面からでも約23.5mの高さを誇る

加藤清正の石垣のような扇状の反りはありません。
ただただ、まっすぐ高い。

攻める気を起こさせないのが狙いだったそうです。

個人的に怖かったのが、石垣の上から覗き込んだ瞬間。

高石垣の上からの眺め

柵があるとはいえ、足元から一気に切れ落ちる感覚に、思わず一歩下がりました…。

木造復興天守をじっくり巡る

高石垣を堪能したら、次は天守の中へ。
入城料は大人600円。靴を脱いで入る形式です。

伊賀上野城の天守がほかと違うのは、コンクリート造ではなく木造だということ。

木造天守内部

全国の復興天守の多くがコンクリート製のなか、これはかなり貴重なんです。

木造ってだけで、足を踏み入れた瞬間の空気感がぜんぜん違いました。

城内には、藤堂家ゆかりの武具や甲冑がずらりと並んでいます。

4体の甲冑

中でも目を引くのが、藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領したと伝わる「唐冠形兜(とうかんなりかぶと)」。

もうひとつの見どころが、最上階の天井。
1メートル四方の色紙が46枚、格子状にはめ込まれています。

最上階の天井

天守復興を祝って寄贈されたもので、横山大観の「満月」もそのひとつ。
首が痛くなるくらい、つい見上げてしまいます。

最上階からの眺めもまた格別。
伊賀の街並みを一望できて、戦国時代の城主が見た景色を、ちょっとだけ追体験できます。

夏の夜限定!ライトアップイベント「お城のまわり」

もうひとつ紹介しておきたいのが、毎年夏に開催されるライトアップイベント「お城のまわり」。
2016年から続く、伊賀の夏の風物詩です。

例年8月のお盆前の土日に開催されていて、2024年は2日間で約18,000人が訪れた人気イベント。

ふだん工場で働く身としては、こういう季節モノのお祭りって結構癒されるんです。

イベントの主役は、上野公園内の伊賀上野城や周辺の歴史的建造物。
これらが一斉にライトアップされ、まち全体が幻想的な光に包まれます。

とくに見どころなのが、本丸広場の竹灯り

「お城のまわり」本丸広場の竹灯り

竹灯りアーティスト・川渕皓平氏による演出で、ほのかに揺らぐ和傘灯りと相まって、本丸が別世界のように変わります。

イベント期間中の楽しみは、ライトアップだけじゃありません。

  • 普段は入れない夜の天守が特別開館(20:00まで登閣可)
  • 俳聖殿前の特設ステージでダンスやライブ(Night Live)
  • 上野市駅前多目的広場で「伊賀マルシェ」(フード&ドリンク)
  • 施設を巡るスタンプラリー(伊賀ブランド「IGAMONO」が当たる抽選あり)

夜の天守に登れるのは、このイベントのときだけ。
昼間とはまた違った雰囲気が味わえます。

開催日毎年8月上旬〜中旬の土日2日間(例:2025年は8月9日・10日)
開催時間17:00〜21:00
会場上野公園及び周辺(伊賀上野城・芭蕉翁記念館・俳聖殿 ほか)
夜間開館伊賀上野城 20:00まで登閣可(通常入城料)
入場料ライトアップ・竹灯り見学は無料
雨天竹灯り・一部イベントは雨天中止
問い合わせ伊賀市中心市街地推進課 TEL:0595-22-9825
公式情報Instagram:@oshironomawari

アクセス・基本情報

伊賀・名張エリアの寮からなら、車で1時間以内で着くはずです。
最後に基本情報をまとめておきますね。

所在地三重県伊賀市上野丸之内106
営業時間9:00〜17:00(入館は16:45まで)
休館日12月29日〜12月31日
入城料大人600円 / 子供300円(現金のみ)
電車でのアクセス伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩約10分
車でのアクセス名阪国道「上野東IC」から約10分
駐車場上野公園第1駐車場 普通車600円(8:00〜17:00)

注意点としては、入城料が現金のみであること。
あと、駐車場代も別途かかるので、合わせて1,200円ほどは見ておきましょう。

まとめ

伊賀上野城の思い出アルバム

伊賀上野城は、平日休みの一人散策にちょうどいいスポットでした。
日本屈指の高石垣と、木造の復興天守。
このふたつを味わうだけでも、十分に来た甲斐があります。

夏のお盆前なら、ライトアップイベント「お城のまわり」もセットで楽しめます。

次の平日休み、寮でスマホ片手にダラダラする前に…
ちょっと足をのばして、戦国時代の空気に浸ってみませんか?

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