伊賀上野『城下町お菓子街道』巡り|老舗銘菓を期間工が食べ歩きレポ

情緒あふれる伊賀上野の城下町。
散策はもちろんのこと、実はお菓子の食べ歩きができる『城下町お菓子街道』があるってご存知でしたか?

1,000円のシートを買うと、伊賀上野の城下町に点在する老舗13軒の中から、好きな5軒で各店おすすめの銘菓と引き換えてもらえる仕組みです。

というわけで休日、普段の工場勤務の疲れを癒しに、同僚と弾丸で行ってきました!

この記事では、城下町お菓子街道の仕組みから参加店全13軒の引換商品まで詳しくご紹介します。

目次

「城下町お菓子街道」とは|伊賀上野の老舗13店舗を巡る食べ歩き企画

城下町お菓子街道の概要

伊賀上野は、藤堂高虎が築いた城下町として知られています。

伊賀上野の城下町通り、白壁と格子戸の町並み

江戸時代から大和街道や伊賀街道の宿場町として栄え、まちなかには代々続く老舗の和菓子屋が点在してきました。

城下町お菓子街道は、その点在する13軒の老舗和菓子店を1枚のシートで気軽に巡れるようにした、伊賀観光協会の食べ歩き企画です。

ほとんどのお店が城下町エリアの徒歩圏に集中していて、上野公園を起点にぶらぶら歩くだけで、自然と数軒は回れる動線になっています。

和菓子そのものを楽しむのはもちろん、忍者と芭蕉の城下町を歩く口実としても使える企画だなと感じました。

シートの買い方と使い方|1,000円・クーポン5枚付き

シートは1部1,000円。
1枚のシートにクーポンが5枚ついていて、クーポン1枚につき1店舗で、各店おすすめの和菓子と引き換えてもらえる仕組みです。

13軒すべて回るには3,000円(シート3枚分)必要になりますが、その分、何度かに分けて訪れる楽しみ方もできます。

販売所は3パターンあります。

  • 各参加菓子店舗(13店舗)
  • 伊賀市観光インフォメーションセンター(旧上野市庁舎 SAKAKURA BASE内)
  • 上野公園レストハウス売店

和菓子屋にいきなり入って買うのが少しハードルに感じる場合は、上野公園レストハウスやインフォメーションセンターで先にシートを手に入れておくと動きやすいです。

アクセス・基本情報

開催時期通年(常時開催)
シート価格1,000円(クーポン5枚付き)
主な販売所各参加菓子店舗(13店舗)
伊賀市観光インフォメーションセンター(旧上野市庁舎 SAKAKURA BASE内)
上野公園レストハウス売店
最寄駅伊賀鉄道「上野市駅」
駐車場上野公園駐車場ほか、城下町周辺に複数あり
主催伊賀上野観光協会

伊賀鉄道上野市駅を起点にすれば、徒歩圏にほとんどの参加店が集まっています。
車で来る場合は上野公園周辺の駐車場に停めて、そこから歩いて回るのが一番動きやすかったです。

城下町お菓子街道の参加店と引換商品

ここからは参加和菓子店13軒をひと通り紹介していきます。

欣榮堂

住所伊賀市西明寺251
電話0595-21-0317
ホームページ欣榮堂
定休日不定休
引換商品大福各種:1個

地元で長く愛されている和菓子店で、店内にはカフェスペースもあり、お茶やコーヒーも注文できます。
引換は大福各種から1個を選ぶ形式で、季節によって種類が変わるのも、何度か立ち寄りたくなる理由のひとつでした。

大福は手のひらに収まる優しいサイズで、餡の甘さも控えめ。
和菓子に詳しくなくても、素直に旨いなと感じる一品。

鎌田製菓

住所伊賀市上野丸之内8-31
電話0595-21-1345
定休日不定休
引換商品かたやき:4枚

伊賀上野城のすぐ近く、丸之内に店を構える和菓子屋。
シートでもらえるのは伊賀名物の「かたやき」4枚で、忍者の携帯食が原型と言われる、その名のとおり硬く焼き上げた素朴な煎餅です。

4枚という枚数は思ったよりボリュームがあり、お茶請けに何日かに分けて楽しめました。
噛むほどに小麦の香ばしさが広がる、味わい深い一枚。

桔梗屋織居

住所伊賀市上野東町2949
電話0595-21-0123
ホームページ桔梗屋織居
定休日火曜日
引換商品釣月(ちょうげつ):1個

上野東町の落ち着いた構えのお店で、引換商品は店の代表銘菓「釣月(ちょうげつ)」。
火曜日が定休なので、訪問日を選ぶときには気をつけたいところです。

釣月はしっとりとした口当たりで、お茶と合わせるのにちょうどいい上品な甘さでした。
ひと口ごとに余韻が残る、丁寧な作りの和菓子だなと感じます。

御菓子司おおにし

住所伊賀市上野中町3009-1
電話0595-21-1440
定休日不定休
引換商品丁稚ようかんミニカップ または 鬼屋敷最中:1個

築100年を超える店構えで、店内では黒猫が店番をしているという、印象に残るお店。
引換は丁稚ようかんのミニカップか、鬼屋敷最中のいずれかから選べます。

丁稚ようかんはぷるんとした口当たりで、甘さはしっかりありながらも後味がすっきりしていました。

湖月堂

住所伊賀市上野中町3028
電話0595-21-0880
定休日木曜日
引換商品こだわりのきんつば:1個

Instagramでも情報発信している、若い世代にも親しみやすい雰囲気の和菓子店。
引換は「こだわりのきんつば」で、3日がかりで仕上げる1日100個限定という、手間のかかった逸品です。

一口かじると小豆の粒立ちがしっかり感じられて、甘さは控えめ。
和菓子に詳しくない自分でも、これは旨いなと素直に思える完成度でした。

伊賀菓庵山本

住所伊賀市上野魚町2887-2
電話0595-21-0915
ホームページ伊賀菓庵山本
定休日月曜日・火曜日
引換商品元祖かたやき・手裏剣かたやき

「かたやき」を看板商品にしている専門店で、引換は元祖かたやきと手裏剣かたやきのセット。
手裏剣の形をしたかたやきは伊賀の忍者文化を象徴する一品で、お土産にも使いやすそうでした。

手裏剣の形は写真を撮りたくなる可愛らしさですが、歯ごたえはしっかり目。
噛むほどに小麦の香ばしさが広がり、見た目以上に骨太な一枚です。

森本芭蕉堂

住所伊賀市三田953-7
電話0595-21-4365
ホームページ森本芭蕉堂
定休日日曜日
引換商品元祖餡入りかたやき1枚・かた焼2枚のセット

他のお店から少し離れた三田エリアにある芭蕉堂。
引換商品は「元祖餡入りかたやき1枚」とプレーンな「かた焼2枚」のセットで、餡入りと素朴なかた焼の対比が楽しめる内容です。

餡入りはしっとりした甘さ、プレーンはカリッとした香ばしさで、二種類の食感を交互に楽しめてお得感がありました。

日曜が定休なので、休日に動く場合はスケジュールに注意です。

小澤製菓

住所伊賀市平野東町62
電話0595-23-1352
ホームページ小澤製菓
定休日土・日・祝
引換商品かたやき(4枚) または 面せんべい(2枚)

芭蕉生家から徒歩5分、城下町から少し外れた場所にあり、平日は工場見学もできるという珍しいお店。
土日祝が定休なので、平日に動ける日を選んで足を運ぶ必要があります。

かたやきの中でも特に固めで、噛むほどに小麦の香ばしさが広がる素朴な味わい。
工場併設らしい、職人仕事を感じる一枚でした。

朝日餅

住所伊賀市上野池町1349-6
電話0595-21-2875
定休日月曜日・火曜日
引換商品手焼きみかさ:1個

上野池町にある和菓子屋で、引換は「手焼きみかさ」1個。
みかさはどら焼きの関西的な呼び方で、手焼きならではの少し不揃いな焼き目が特徴です。

生地はふんわり、餡はたっぷりで、シンプルだけど飽きの来ない味。
お茶にもコーヒーにも合う、間口の広い和菓子だなと感じました。

桃青庵ふじさき

住所伊賀市上野車坂町742
電話0595-21-0870
ホームページ桃青庵ふじさき
定休日木曜日
引換商品俳菓 桃青:1個

店名の「桃青」は、松尾芭蕉が若いころに使っていた号として知られる名前。
引換商品の「俳菓 桃青」も、その名にちなんだ伊賀らしい和菓子です。

上品な見た目に、口に入れるとほろっと崩れる繊細な作り。
芭蕉の故郷である伊賀ならではの文化的背景を、和菓子という形でさらりと味わえる一品です。

くらさか風月堂

住所伊賀市上野車坂町753-3
電話0595-21-2866
ホームページhttps://kurasakanet.stores.jp/
定休日日曜日・月曜日
引換商品いが味噌風味 和やか:1個

桃青庵ふじさきとは目と鼻の先にあるお店。
「いが味噌風味」を使った「和やか」という、伊賀らしさを前面に出した和菓子が引換商品です。

味噌が和菓子に合うのか…と思いつつ食べたら、これが意外と馴染む組み合わせ。
甘さの後に味噌の風味がほんのり残って、和菓子の幅広さに気付かされました。

いせや

住所伊賀市上野新町2755-2
電話0595-21-0615
ホームページいせや
定休日火曜日
引換商品七兵衛だんご(2本) または 草ころ(3個)

新町の和菓子屋で、引換は「七兵衛だんご」2本か、若よもぎを使った草餅「草ころ」3個のいずれかから選べます。

七兵衛だんごは串に刺さったシンプルな見た目で、もちっとした食感にたれの甘じょっぱさがよく合っていました。
2本というボリュームも、散策の合間にちょうどいい量でした。

紅梅屋

住所伊賀市上野東町2936
電話0595-21-0028
ホームページ紅梅屋
定休日水曜日
引換商品伊賀路:1個

上野天神宮前、赤い梅が印象的な外観の紅梅屋は、1712年創業の歴史あるお店です。
店内は黒を基調とした和モダンな空間で、店構えからして他とは一線を画していました。

引換の「伊賀路」は、小豆のこし餡にバターとフレッシュクリームを合わせ、パイ皮で包んだまんじゅう。
パイ皮のサクッとした食感と、しっとりした餡+クリームのコントラストが新鮮で、印象に残る一品でした。

13軒それぞれに守ってきた銘菓があって、和菓子ってこんなにバリエーションあるんだなと、ちょっと見方が変わりました。

城下町お菓子街道を歩いて感じたこと

城下町お菓子街道は、13軒それぞれに守り続けられた銘菓があり、店構えにも個性があって、和菓子そのものだけでなく、城下町を歩くこと自体が楽しい時間でした。

連れと13軒すべて回ったので、さすがに腹ポンでした。

工場仕事に疲れた和菓子・スイーツ好きの期間工の皆さん、天気の良い休日にぜひ伊賀和菓子ツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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